2015年11月15日日曜日

選択:カノエのナチュラルパン工房にできる事

カノエのナチュラルパン工房がある栃木県佐野市から一時間ぐらいのドライブで上三川町に着きます。昨日は上三川町の役場で『かみのかわ有機農業推進フェア』が開催されました。特別講演会も予定されていて、テーマは【食育】。
学校給食を地産地消で行っている2つの市の職員さんのお話も聞く事ができました。




愛媛県今治市では80年代から地産地消で学校給食を推進し定着。地産地消の給食で育った小学生が大人になり、次の世代を育む消費者になるほどの歴史を築かれています。

千葉県いすみ市では2年前から地元のお米、しかも有機米を学校給食に提供してるそうです。そこにたどり着くまでの課程や乗り越えた課題など、とても興味深いお話が聞けました。

生産者の方々の想いって結局一つなんですね。いいものをつくって自分の子供や孫に食べさせたい。それに市政が食育という軸で活動を推進されている、素晴らしい成功例だと思いました。

食育の大切さはカノエも身をもって体験しています。よかれと思って摂取していた食べ物が実はよくなかった。でも知らないでいるので間違った解決策で対処していたのです。(リンパマッサージに行ったり、エステに通ったり)。結局は食事で改善。精製していない、つまり血糖値がゆるやかにあがる食べ物に切り替えたら、身体のむくみが取れました。今でもリンパマッサージやエステには行きますが、それはリラクゼーションの為。切羽詰まった思いからではありません。食事で体調が管理できるようになったから。

そんな経験からカノエのナチュラルパン工房を全粒粉100%にこだわって開業することにしたのです。自分や家族が食べるものと同じ素材で、本当に身体に良いものを選んでパンを提供したい。

パンをお届けする事は言うまでもありませんが、もうひとつできる事があると思っています。

サイトをご覧になって、“うわぁ高~い。” そう思う方も多くいると思います。購入に繋がらなくてもよいのです。でも、『じゃぁ、100円のパンとカノエのパンは何が違うんだろう?』
ふと、そんな事を考えるきっかけになってくれれば、それだけでもカノエのパンの存在価値はあると思っています。

そして、、、もっというと、100円のパンを購入することになっても良いのです。何故なら、その人は 選択 をしたから。カノエのパンがあるのは分かっているけど、(様々な理由で) 今この100円のパンを食べたい! その幸せを選択するのです。

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