2016年5月9日月曜日

人形の町・岩槻へ

GW終わってしまいましたね。。。そして一気に暖かくなって初夏の香り。パン工房は北側のお部屋にあるので、まだ涼しいですが、それでも5月の気候がパン作りにはぎりぎりの温度と思っています。特にバターを使う生地は気温に敏感ですから。

6月・7月は、夏季限定メニューに切り替わります。サンドイッチなど、涼しげなお食事にも合うよう、ベーグルとリュスティックをお届けします。この二つは夏の高温多湿の気候にも影響されにくく、というか逆に作りやすいと感じています。ベーグルとリュスティックはカノエの四季のリズムに合っているのかもしれません。

さて、久しぶりにお仕事をしてきました。埼玉県の岩槻市内でお打ち合わせです。岩槻ICは、佐野から東北道を東京方面に行く時に必ず通過していました。そして、最近はその岩槻ICで降りて向かうところがあります。


そう、岩槻は人形の町なのです! って、私も最近まで知らなかったんだけどね。

人形の町といえば、京都のイメージですよね。そして、関東圏では岩槻なんだそうです。何故、そのお人形の町にカノエのパン工房の用事があるのか?

これです↓

色鮮やかな反物 広げてみると、どんな柄が出てくるかな~
お人形の着物を作製しておられる、伴戸商店さん。京都に本店を置く、金襴織物の老舗です。カノエのパン工房もキャラパンに挑戦して、お着物を着せようかと… 冗談です!

これです↓(失礼しました、これは本当です。)



サロン・ド・カノエのカンパニーロゴを織り込んで、生地を作製して頂きました。クリスマスのシュトレンのパッケージ用です。既存の和の柄に、カノエのロゴをマッチングさせたい、という希望をお伝えし、この半年間、辛抱強くお付き合い頂き実現しました。

デザイン、縦糸、横糸の表現の仕方、試作折り、裁断、どれもこれも初めての事ばかり。何度もお打ち合わせのお時間を頂きました。


 株式会社 伴戸商店 伴戸武三専務
『全部お一人でご準備されて大変でしたね。』 と、武三専務。

いえいえ、とんでもないです。織物の事は分からない私に、それぞれの課程で、丁寧にご説明頂き、要望を汲んで下さり、本当にお世話になりました。
(織物の知識はないけど、完成形のイメージだけはしっかり持っていて、妥協しないから、、、ご迷惑おかけした事も承知しております。m(_ _)m  どうぞ、これに懲りず今後ともよろしくお願いします。)

物が作られるって、、、本当にたくさんの人のお陰なんですね。織物も、パンも。。。
カノエも、自身に与えられた責任を丁寧に果たしたいと思います。それはカノエのパンであると同時に、たくさんの方々によって作られたパンでもあるから。

さぁ、カノエのナチュラルパン工房、初めての夏を迎えようとしています。品質維持のために、
6月&7月は冷凍発送いたしますね。

四季を通じて楽しんでいただけるお店になる為に、やるべき事がまだあります。

一歩ずつ前進中。
 

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