2015年4月5日日曜日

~身土不二~ お料理教室で学んだこと

栃木県矢板市にあるお料理教室、ミレット・スタイルに行ってきました。

献立:お肉を使わない麻婆豆腐と野菜料理の品々

実習のあとに講義もありました。今日のキーワードは身土不二。
講義では、帯津三敬医院が提唱されている免疫学を引用され、身土不二の大切さを学びました。
自分の住んでいるところで作られた食べ物を頂くことが免疫力向上につながる、と。

カノエの北海道産の小麦に対する考えと通じるところがあったのだと、
理由付けしていただいたようでした。

昔は日本の小麦はうどん向きで、パンには不向きと言われていました。
今は改良が進み国産の小麦でもおいしいパンを作ることができます。
生産者と対面してお話をしを聞くことも可能です。

海外の生産者と話すことも物理的に難しくはないですね。もし、海外の同じ条件の農家さんに出会う機会に恵まれたとしても、、、カノエはやはり国産の小麦を使います。
自分の国で生産されたものを支持するのは日本人として当然だと思うからです。

それはきっとカナダ在住時代の経験からですね。
カナダの東海岸にNewfoundlandという島があります。石が多い土壌で農業に適してません。
玉ねぎもニンニクも、ミニミニサイズ。
近くには Prince Edward Islandという、赤毛のアンの舞台になった島があります。観光はもちろん、おいしいポテトでも名が知られた島。よく、比較されるのだけど、Newfyは、 (Newfoundland島民の愛称) みんな自分たちの島が大好き。スーパーに並んでいる商品にこんなマークがついています。

 <ここ! ここで生産されてます>

観光業も、農業も目立つものはないけど、だからこそ、自分のところでとれたものをNewfyとして購入するのは当たり前。それが自分の島を守ることにつながるから。

日本も国土が狭い島国。そこで生産された物を、住んでいる私たちが積極的に購入しなきゃ。

お手製レシピ


一緒にお教室に参加した小学5年生のお嬢ちゃんがレシピを書いてくれました。
ほら、右上に今日のポイントが書いてあるでしょ。
                 【自分の家や地いきの物をなるべく使う!】



*身土不二(しんどふに)仏教用語。
「身」(今までの行為の結果=正報)と、「土」(身がよりどころにしている環境=依報)は切り離せない、という意味。(Wikipediaから)

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