2016年4月25日月曜日

Es Koyama

先週末から関西に来ています。カノエのパン工房のギフトパックの件で京都でのお打ち合わせがメインですが、折角関西に来たので、最終日は神戸観光。今日は足を伸ばして三田にある Es Koyama に行くことにしていました。世界的に有名な Japanese Pâtissier / Chocolatier Chef Koyama 唯一の実店舗。興味津々、ワクワクです ❤ 


Es Koyama 施設マップ
広っ! 1500坪だそうです。季節の自然を感じられる広大な敷地内に Café、Boulangerie などもありますが、まずはChochoratier から。お店にはいって程なく店員さんに声をかけられました。『お客さま、突然失礼いたします、お時間ございますか?』

なんでも、今日はちょうどチョコレートセミナーの開催日で、今まさに奥のブースでChef Koyamaのレクチャーが始まろうとしていました。急なキャンセルが1名出たところに、私、運良く居合わせたみたい!! 急遽参加させていただくことにしました。うわ~♪ 凄いタイミング。




産地の違うカカオ、それぞれの特徴を丁寧に味わいながら、Chef Koyama の次のチャレンジの数々を伺う事ができました。中でも印象的だったのは、生産者の苦労に耳を傾ける姿勢。

雨不足のカカオって通常美味しくないと言われるんだそうです。だから、生産者の人たちは苦労する。天候って人間がコントロールするものではないですからね。でも、雨不足のカカオのチョコレートと、そうでない時のチョコレート、どちらも自然が作り出したもの。不作のレッテルを張るのではなく、どちらも受け入れて、例えば、同じカカオの季節違いのチョコレートを層にして、一年の味を演出したい、とおっしゃってました。自然が産み出したカカオの一年を一粒に凝縮させる。Chef Koyama ならではの素晴らしいチョコレートが出来そう。Koyamaマジックが、”劣” ではなく、個性として生かすのです



『丁寧を...』 思わずサインをお願いしてしまった!

Chef Koyama, 世界レベルの pâtissier / Chocolatier  ”心粋” を垣間見れたチョコレートセミナーでした。


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